地域資源ブランドとは?

地域資源ブランドとは、ユネスコ等の国際的な専門機関や、日本国内の省庁などが登録・認定を行う、世界遺産やユネスコエコパークに代表されるような、地域資源に関するブランドのことです。

宮崎の田舎(Countryside)

宮崎県には、ここにしかない宝がたくさん存在しています。
日本最大級の豊かな照葉樹林の森。
縄文時代から続く焼畑農法や、美しい棚田が見られる農村風景。
まるで中国の山水画のような山々の景観。
数十万年前から今も活動する火山の営み。
作られた当時の様子が今もそのまま残る、ロマンにあふれた古墳群などです。

宮崎県にある、自然や植生、文化、歴史、人々の暮らしは、
先人から受け継がれてきた、ここにしか存在しないものです。
宮崎らしさは、Countrysideにあります。
世界に認められた、「ここにしかない」みやざきを、
あなたもぜひ体験してみませんか。

宮崎の地域資源ブランド

宮崎県には、次の地域資源ブランドが存在しています。

ユネスコエコパーク

ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は1972年にユネスコが始めた制度。世界遺産が「保護」を目的としている一方、ユネスコエコパークは「自然と人間の共生」を目的としています。本県には「綾」と「祖母・傾・大崩」の2つのユネスコエコパークが存在しています。

世界農業遺産

世界農業遺産は、次の世代に受け継いでいくべき重要な農業システムに対して国連食糧農業機関が認定するものです。高千穂郷・椎葉山地域は、険しい山々や森林に囲まれた地域で、縄文時代から続く焼畑農業など、先人たちの知恵が受け継がれています。

日本ジオパーク

地形や地質、地層や火山など、地質学的な遺産を保護しつつ、それを教育や科学の普及などに活用する目的で認定されるものです。霧島地域は、霧島連山の火山活動による景観や豊かな植生が評価され、平成22年に日本ジオパークに認定されました。

日本遺産

日本遺産は、日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。本県の「南国宮崎の古墳景観」については、西都原古墳群をはじめ、古墳の姿形が損なわれることなく、作られた当時に近い景観が保たれており、その様子は全国で唯一と言われています。

日本農業遺産

日本農業遺産とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、我が国において重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、農林水産大臣により認定されます。